いろいろな検定試験

手習いの基本は「よみ」「かき」「そろばん」。町の萬(よろず)手習い教えます。

 

検定試験

 検定試験は、珠算学習者の計算能力向上や意欲増進、並びに社会的証明を主な目的として実施しています。当塾では1959年(昭和34年)開塾依頼、全国珠算教育連盟主催 珠算検定試験・暗算検定試験・フラッシュz暗算検定試験・チャレンジ検定試験を受験してきました。
 数多くの十段位の生徒を輩出しております。その指導方針を生かし、子どもたちの成長を願い、見守ってきました。

検定試験の種類

珠算検定試験
:珠算学習者の学習意欲の増進、能力向上、社会的評価を目的に実施しています。級位試験(1級~15級)、段位試験(準初段~十段)、準6級~段位は文部科学省後援です。

暗算検定試験
:学習や日常生活そして将来のビジネスにも役立つ暗算能力の向上のために実施しています。級位試験(1級~10級)と段位試験(準初段~十段)からなり、近年ではこの「珠算式暗算」が前頭前野を活性化させることでも脚光を浴びています。

フラッシュ暗算検定試験
:珠算・暗算検定試験と同様,学習者の珠算式暗算による計算力向上を図ることを目的に実施しています。

算数チャレンジ検定
:珠算学習者の算数の学力を向上させるために、学習指導要領を基に各学年の算数科に準じた内容の検定試験を実施しています。

検定試験の特徴

スモール・ステップ
:全珠連が実施する検定試験の特徴の一つが「スモール・ステップ」。
珠算検定試験は級位(1級~15級)・段位(準初段~十段)を合わせて全37段階、暗算検定試験は級位(1級~10級)・段位(準初段~十段)を合わせて全26段階設けています。
目標を細分化し、それらを一つ一つ達成していくことで、着実に計算力を身につけることができ、またその「できた!」という体験の積み重ねが子供たちの自信につながっていきます。

計数感覚の育成
:スモール・ステップにより身についた計算力を生かして、文章題等の応用力も養えるように、準3級から応用計算種目が追加されます。
単に計算力だけをつけるだけでなく、その能力を効果的に使い、算数や日常生活に生かすことができる計数感覚が養えます。

珠算と暗算
:頭の中にそろばんを思い浮かべて計算する暗算(珠算式暗算)は、より日常生活等でも使いやすく、それを目当てにそろばんを習う方も少なくないと思います。
ただ、暗算だけを練習していても上達はしません。それは、珠算による計算の基礎があるからこそ習得ができるものです。珠算検定試験と暗算検定試験の相乗効果で、より効果的に暗算の能力を高めることができます。

算数学習への派生
:珠算や暗算(珠算式暗算)で計算能力が高められているところで、算数の基本である「単位計算」・「時計の時間計算」・「計算の順序」などを基本的な知識が備わっていれば算数学習はスムーズに進みます。何より、文章問題に強い威力を発揮します。